コピーライティング
「誰に・何を・どういう言葉で伝えるか」を明確にしたうえで、Webサイト上で機能するコピーライティングが必要です。
コピーライティングとは
まずコピーライティングとはなんのことをいうのかというと、コピー=「広告・宣伝文」、ライティング=「書く」なので、一般的には「広告文を書く」技術や行為そのもののことを指します。
本ページではWebサイト上でのコピーライティングについて説明します。
コピーの役割
世の中には様々なWebサイトがありますが、商品やサービスの魅力を伝えて購買や契約を促すことを目的としたWebサイトでは基本的にはコピーが必要になります。
コピーとは言葉(テキスト)です。
Webサイト上にある言葉は基本的にほとんどがコピーだと思いますが、その中でも以下の分類に分けることができます。
キャッチコピー
人の心を掴むためのコピーです。
WebサイトだとTOPページや、メインビジュアルにメッセージとして大きく掲載することがよくあります。
リードコピー
本文を要約したコピーです。「リードテキスト」などともよく言われます。
ボディコピー
商品やサービスの詳細を説明する文章です。キャッチコピーが短い言葉で人の興味を引くのに対して、ボディコピーはある程度長くなっても商品やサービスの詳細をしっかりと伝える必要があります。
「本文」などともよく言われます。
見出し
Webサイトや印刷物を制作するときに多い呼び方です。
ボディコピーに対して、段落を要約した言葉としてその段落の最初に掲載します。
これはユーザーが見出しだけをみて、その段落では何について書かれているかを判断するためにも必要です。
Webサイトの場合は「大見出し(h1)」「中見出し(h2)」「小見出し(h3)」などと区分されます。
キャプション
写真やイラストなどを説明する文章です。
コピーライティングをする際に気をつけること
まずは情報の整理が必要です。
「誰に・何を・どういう言葉で伝えるか」を明確にしたうえで、コピーライティングを行います。
以下のポイントに気をつけて考えていきます。
- 訴求するターゲットを決める
- ターゲットがなにを知りたがっているか考察する
- ターゲットの層が使う言葉を使う
- 自社の強みや訴求ポイントを明確にする
- ページタイトル・見出しにはキーワードを含める
- 見出しだけをみて、そのページになにが書かれているかわかるようにする
- 具体的な数字を入れられるようであれば入れる
- 1ページ内に含める文字数はある程度のボリュームを持たせる
- まずは書いてみる
- 削ぎ落として必要な言葉だけを残す
- 誰か(第三者)にレビューしてもらう
いろいろ書きましたが、一番大事なのは「ユーザーにとって有益な情報を掲載すること」です。
自分勝手な意見や根拠のない不確かな情報はユーザーを混乱させるとともに、Webサイトの評価も下げてしまいます。
ユーザーと言葉に真摯に向き合うことが重要です。
ラソナではお客さまから原稿としてコピーを支給いただく以外にも、Webサイト制作に伴ったコピーライティングのお手伝いも行っています。
制作するWebサイトの特性に応じたコピーライターのアサインから取材のディレクションまでもお受けしています。